macOSの標準機能であるスクリーンショットは、初期設定において「デスクトップ」を保存先とし、ファイル形式には「PNG」が採用されている。本記事では、保存先の変更とファイル形式の変更について記述する。
環境
| 項目 | 内容 |
| OSバージョン | macOS 14.8.3 |
| 使用ツール | ターミナル (Terminal.app)、スクリーンショットアプリ |
| 目的 | ファイルサイズの軽量化およびディレクトリ管理の整理 |
スクリーンショットアプリによる直感的な保存場所の変更
macOSには標準でスクリーンショットを管理するための専用インターフェースが備わっており、GUI操作のみで保存場所の変更が可能である。
キーボードの Command + Shift + 5 を同時に押下し、画面下部にスクリーンショットツールバーを表示させる。このツールバー内に存在する「オプション」メニューをクリックすることで、保存先の候補が表示される。
ターミナルを利用したファイル形式のJPG化と詳細設定
ファイル形式をPNGからJPGへ変更し、さらに保存場所をコマンドラインから厳密に指定するには、ターミナルでの操作が最も確実である。まず、LaunchpadやSpotlightから「ターミナル」を起動する。ファイル形式をJPGに変更するには、以下のコマンドを入力し、実行する。
defaults write com.apple.screencapture type jpgこのコマンドは、システムの環境設定ファイルを書き換えるものであり、type の後には png、pdf、tiff、gif など任意の拡張子を指定できる。次に、保存場所もコマンドで指定したい場合は、以下の書式を用いる。
defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures/Screenshotsここで使用している ~/Pictures/Screenshots は一例であり、ユーザの環境に合わせて任意のパスに変更することが可能である。
defaults コマンドを使用して設定を書き換えただけでは、システムに即座に変更が反映されない場合がある。設定を有効化するためには、macOSのUI管理プロセスである SystemUIServer を再起動させる必要がある。以下のコマンドを実行することで、Mac本体を再起動させることなく新しい設定を適用できる。
killall SystemUIServerコマンドの実行後、実際に Command + Shift + 3 (全画面撮影)や Command + Shift + 4 (範囲指定撮影)を行い、動作を検証する。指定した保存先にファイルが出力されていること、およびファイルの拡張子が .jpg になっていることを情報ウィンドウ(Command + I)で確認する。
もし設定を元に戻したい場合は、形式を png に指定し、同様の手順で killall コマンドを実行すればよい。