MacのAutomatorは、日常の作業を自動化するための強力なツールです。このツールを使用して作成したクイックアクションを、他のMacで共有したいと思ったことはありませんか?この記事では、その方法を簡単に説明します。
目次
ステップ1: クイックアクションの保存場所を探す
Automatorで作成したクイックアクションは、通常以下のディレクトリのいずれかに保存されています。
- ユーザーごとの設定:
~/Library/Services/ - システム全体の設定:
/Library/Services/
ここでの ~ は、現在ログインしているユーザーのホームディレクトリを指します。
ステップ2: クイックアクションのファイルをコピー
クイックアクションのファイルは .workflow 拡張子を持っています。これを右クリックし、「コピー」を選択するか、ドラッグしてデスクトップなど別の場所にコピーします。
ステップ3: ファイルを別のMacに転送
コピーした .workflow ファイルを、AirDrop、USBドライブ、Dropboxによる共有、メール添付ファイルなどを使用して別のMacに転送します。
ステップ4: クイックアクションをインストール
転送したファイルを受け取ったMacで、ファイルを右クリックし、「コピー」を選択します。その後、ステップ1で確認したディレクトリ(~/Library/Services/ または /Library/Services/)に移動し、「ペースト」を選択してファイルをコピーします。
ステップ5: クイックアクションを有効にする
システム環境設定を開き、「キーボード」セクションの「ショートカット」タブをクリックします。左側のリストから「サービス」を選択し、右側のリストで新しくインストールしたクイックアクションを探してチェックマークをつけ、必要に応じてショートカットを設定します。
これで、新しいMacでも元のクイックアクションを使用することができるようになりました。Automatorのクイックアクションを共有することで、より効率的に作業を進めることができます。