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Python
WSLでpyenvをインストールする方法(推奨構成)
pyenvは複数のPythonバージョンを共存・切り替え可能にするバージョン管理ツールである。WSL上でPython開発環境を整える際、システム標準のPythonを汚さずに複数環境を扱える点で有用である。ここでは、WSL2 + Ubuntu環境を前提とした最適な手順を解説する。 環境前提 項目内容OSWindows 10 / 11WSL バージョン2Linux ディストリビューション... -
Go
Linux/WSLでghqをインストールする方法
ghqは、リポジトリを一元的に管理するためのCLIツールである。GitHubやGitLabのリポジトリを一貫したパスで管理し、開発環境を整理するのに非常に有効である。WSL上ではLinux環境として動作するため、Go製のツールであるghqを直接ビルド・配置するのが最も適している。 前提条件 項目内容OSWindows 10 / 11WSL バージョン2Linux ディストリビ... -
Go
Linux/WSLでGo言語をインストールする方法
Windows Subsystem for Linux(WSL)は、Windows上でLinux環境を軽量に動作させる仕組みである。Go言語を利用する際も、Windowsネイティブ版よりもWSL環境にインストールすることで、Linux開発環境と同等の挙動が得られるため推奨される。本記事では、WSL上でGoをインストールする推奨手順を整理する。 環境の前提 本記事の手順は、次の環境... -
PCアプリ
Windows 11でKeyhacをスタートアップに登録する方法
Windowsでキーリマップを柔軟に行いたい場合、Keyhacは非常に便利なツールである。Pythonスクリプトによるカスタマイズが可能で、Emacsライクな操作なども容易に実現できる。しかし、Windowsの起動時にKeyhacを自動起動させる設定を忘れがちなユーザーも多い。本稿では、Windows 11環境でKeyhacを確実にスタートアップに登録する手順を整理す... -
PCアプリ
Collabora Online を支える基盤としての Nextcloud と ownCloud
オープンソースでオフィス文書を編集できる Collabora Online を自前で運用しようとすると、まずその基盤となるストレージ/コラボレーション環境を選ぶ必要がある。代表的な選択肢が Nextcloud と ownCloud である。両者は見かけ上よく似ているが、理念も開発体制も異なり、運用の思想に明確な差がある。本稿では、表面的な機能比較ではなく... -
Emacs
第3回 Python補完の実践 ― Emacsに頭脳を宿す
ここまでで、LSPとは何か、そしてEmacsがそれをどう扱うかを理解した。 最終回では、実際にPython補完を動かすための構築手順を示す。目的は単純だ。「なんとなく動いた」ではなく、「なぜそうなるか」を理解したうえで、確信をもって環境を作ることである。Emacsは設定が複雑なようでいて、理屈が分かれば極めて論理的な道具である。 Python... -
Emacs
第2回 EmacsがLSPを話す ― クライアントの世界
前回、LSP(Language Server Protocol)とは何かを整理した。 今回は、EmacsがそのLSPをどう扱うかを掘り下げる。EmacsはLSPを直接理解しているわけではなく、クライアントとしてLSPサーバと通信する層を持っている。その中核となるのが lsp-mode と eglot という二つの実装である。両者は同じLSPをしゃべるが、思想と構造が根本的に異なる。... -
Emacs
第1回 EmacsでPython補完を考える前に ― LSPとは何か
EmacsでPythonを書くとき、最初にぶつかる壁が「補完」である。関数名や変数名を自動で提示してくれる機能だが、Emacsにおける補完の仕組みは複雑である。単に候補を出すだけではなく、背後に構文解析や通信プロトコルが存在する。本稿では、設定やプラグインの話をする前に、その背後にある「LSP(Language Server Protocol)」という概念を... -
技術雑記
プライバシーサンドボックスの帰結――知らぬふりをした支配の構造
参考記事:Google、「プライバシーサンドボックス」を実質終了 関連技術のほとんどを廃止へ - ITmedia NEWS 2019年、Googleは「Privacy Sandbox(プライバシーサンドボックス)」という壮大な理想を掲げた。“ユーザーのプライバシーを保護しながら広告を最適化する”――そう聞こえはいい。しかし、現実は単純だ。「データの独占構造を再設計す... -
技術雑記
Windows 11のために新しいPCを買うことはサステナブルではない
いまやどの企業も「環境にやさしい」と唱えている。パッケージは再生紙、筐体はリサイクルアルミ、製造過程ではカーボンオフセット。しかし、その一方でユーザーには「旧製品はサポート終了」「最新モデルへ移行を」と迫る。この二枚舌が、現代のテクノロジー資本主義を象徴している。 環境を守るふりをして、実際には消費を維持するための環...