BLOG
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地政学
CFAフランとは何か?フランスとアフリカの切れない通貨の鎖
アフリカに残る「フランスの影」 CFAフラン(Communauté Financière Africaine フラン)は、アフリカの旧フランス植民地で現在も使われている共通通貨である。通貨としての成立は1945年、第二次世界大戦後の混乱期にフランスが自国の植民地経済を安定させる目的で導入した。独立した国家が通貨を共有する構想は一見合理的に見えるが、この仕... -
FPGA
FPGA入門者向け:ハードマクロとソフトマクロの「マクロ」ってそもそも何?
FPGAやASICの世界でよく聞く言葉に、「ハードマクロ」や「ソフトマクロ」があります。でも、「マクロって何? マクロ定数のマクロ?」「ソフトってソフトウェアのこと?」と、初学者にとってはイメージしづらい用語の一つです。 この記事では、これらの「マクロ」が意味するものを、論理設計・物理設計・開発プロセスの観点からわかりやすく... -
FPGA
FPGA入門者向け:Block RAM(BRAM)とは?
FPGAのスペックや設計ツールを使っていると、「BRAM」や「Block RAM」という言葉を頻繁に目にします。しかし、"BRAMってただのRAMでしょ?"と思っていると、実装時に思わぬリソース消費や合成エラーに悩むことになります。本記事では、FPGAにおけるBRAMの基本概念から、HDLでの使い方、さらにはリソース管理の視点まで、初学者向けに解説しま... -
FPGA
FPGA学習者向け:LUTの中身 SRAMとは?
FPGAの学習を始めると、「LUTの中身はSRAMでできている」といった説明によく出会います。でも、「そもそもSRAMって何?」と思った人も多いのではないでしょうか。 SRAMとは SRAM(Static Random Access Memory)は、「スタティック(静的)RAM」と呼ばれる揮発性メモリの一種です。電源が供給されている間はデータを保持し続けますが、電源が... -
FPGA
FPGA入門:LUT(ルックアップテーブル)って何?ハードウェアとしてどういう意味?
FPGAのスペック表を見たとき、「LUT:100K」などと書かれているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。LUTとは何か?真理値表のようなもの?それがハードウェアの中でどういう意味を持つのか?この記事では、FPGAにおけるLUTの正体と、論理とハードウェアをつなぐイメージをわかりやすく解説します。 1. LUTとは?抽象的には「真... -
FPGA
DMAとは何か? FPGA初心者のためのやさしい解説
FPGAを使い始めてしばらくすると、「DMA(Direct Memory Access)」という言葉に出会います。特にZynqのようにPL(FPGA部)とPS(CPU部)を組み合わせて使うシステムでは、このDMAが非常に重要な役割を果たします。この記事では、FPGA初心者の方に向けて、DMAの基礎的な概念や使われ方、実際の設計で知っておきたいポイントをやさしく解説し... -
雑記
「できるできないじゃなくて、どうやったらできるか考えよう」がうまくいくケース、うまくいかないケース
はじめに:一見前向きなこの言葉の裏側 「できるできないじゃなくて、どうやったらできるか考えよう」 職場や学校、プロジェクトの現場などで、一度は耳にしたことのあるこの言葉。前向きで、挑戦を促すように聞こえます。実際、困難な課題に向き合うとき、この言葉に背中を押された経験がある方も多いかもしれません。 しかし同時に、この言... -
経済
卵の値段が変わらない奇跡と、口座の残高が同じでも減っているかもしれない不安
私たちは日々、スーパーで買い物をします。卵や牛乳、パンなど、いつもの商品がいつもの場所に、いつもの価格で並んでいます。昨日買った卵が、今日も同じ値段で売られている。 この「当たり前」がどれほどすごいことか、ふだんはあまり意識されることはありません。 卵の価格が変わらないという奇跡 スーパーに行くと、卵の値段はたいてい昨... -
経済
税収弾性値1.1の呪縛──財務省試算に突きつけられた疑義と国会での追及
参考動画 https://www.youtube.com/watch?v=g2lTtjVYQTQ 問題の発端:過小な税収見積もりとその根拠 2024年度予算審議の過程において、日本維新の会・柳ヶ瀬裕文参議院議員による財務省への追及が注目を集めている。議論の核心にあるのは、「税収弾性値1.1」という数値の妥当性である。 税収弾性値とは、名目GDPが1%成長した際に税収が何%増... -
政治
米を減らし続けたら、米が足りなくなった──「消えたコメ」令和の米騒動に思う
参考:やっぱり「消えたコメ」はありませんでした…「コメはある」と言い続けた農水省の姑息すぎる"手のひら返し" だから備蓄米を放出しても価格は上がり続ける | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 2024年から2025年にかけて、米価が異常な高騰を見せています。商品や地域によって差はあるものの、店頭では5kgで4000円を超える価格が当...